わんぱくでもいい…たくましく育ってほしい…だけではこれからは生きていけない。だから今こそ「子供へのお金の教育」が必要なんです。

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 田舎の街からこんばんわ。

 どうも、AFPのしのじです。

 最近はめっきりFPっぽい記事を書いていなかったのでここいらでそういうのも出来るんだぞっ!ってことを見せようかと今回は思っておりますw

 というこで今回は「子供のマネーリテラシー」をテーマに私が息子たち(6歳、3歳の男の子)に実践している「子供へのマネーリテラシー教育法」を紹介したいと思います。

いつ、どこで、どんな風にやる?


 「お金のことを子どもに教えよう」と思っても、時間がない、やり方が分からないと感じる人もいますよね。そもそも小学校入学前は多くの子が算数を習っておらず、お金の計算なんて至難の業……と。

 それが実際やってみたところ、意外や意外、子供の興味さえ引くことができれば、一通り足し算・引き算ができるようになったので、意外と大丈夫でしたw

 そう、こどもって教えると意外となんでも出来るんですよ。ただ、その条件として、こどもの興味をひけるかが重要になってきます。

足し算・引き算はどうやって教えたか

 うちではドライブの時やお風呂に入っているときの遊びの1つとして、なぞなぞやしりとりなんかと同じようにゲームとして始めました。

 なぞなぞを出したあと、「では次の問題ね…じゃあ〇〇君がせんべいを3つ持っていました。それを友達の△△君に1つあげました。〇〇君は今、せんべいをいくつ持っているでしょうか?」みたいな感じです。

 実際に、せんべいやおもちゃを持たせてやるとわかりやすいですね。

お金の価値はどうやって教えたか

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 うちは家計的に苦しいのもあり(苦笑)、洗面所やお風呂で水をだしっぱなしにしている時などに、「この蛇口からでている水もお金をだして買っているんだよ」とか、「お菓子を買うにもご飯を買うにもお金が必要なんだよ」と、世知辛いかもしれませんが生活するためにはお金が必要であることを繰り返し言葉に出して伝えました。

 「なんで洗面所で水だして遊んじゃだめなの?」という子供への疑問に「水も無限に出る訳でもないし、パパとママが働いてもらったお金で買っているものだから大事にしないといけないんだよ」と回答するんですね。

 こうすると自分の目の前にあるものがどこからか湧いて出てきたものでもなく、誰かがお金をだして買っているものなんだ、と幼いながらも理解をしてくれるわけです。

お店やさんごっこがお金の仕組みが一番理解しやすい。慣れてきたらお釣りのやりとりもしよう!

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 こどもが小さいときは計算が出来ないので正確なお釣りのやり取りまでは行えないかもしれませんが、お店で何かを買う=お金が必要という仕組みはお店屋さんごっこをすることで自然と理解ができます。

 さらに計算ができるようになってきたら実際に持っているおもちゃに値段をつけて、(本物に見える)おもちゃのお金を使って、お店屋さんごっこをしましょう。

 そのときは実際におもちゃのお金をやりとりして「このおもちゃは〇〇円だから、100円あれば買えるよ。100円だしたらいくらお釣りがもらえるかな?」と声がけしながら自然とお釣りの計算をするように誘導しましょう。

 遊びの中で楽しみながら経験することが、一番理解しやすいですからね。

 

財布を買ってあげよう

 お金の仕組みの理解、お金の計算が出来るようになったら財布を買ってあげましょう。

 うちではまだお小遣いをあげてはいませんが、今年のお正月にお年玉としてもらったお金のうち、2,000円をその財布に入れてあげました。

 すると、どうでしょう、自分が使えるお金の存在が、今まで考えていなかったお金の価値を考える機会になるんです。

 スーパーなどに行ったときに

 「これは〇〇〇円だから、僕のお金でも買えるね!」

 「このガチャガチャが1回500円だから…僕のお金でできるね!」と、自分が興味を持ったおもちゃやお菓子の値段と、自分の持っているお金で買えるかどうか、つまりその物の価値を考えるようになります。

 そして実際に買うかどうかを子供に委ねることで”このおもちゃは自分のお金を使ってまで本当に欲しいモノかどうか”をしっかり考えてくれるようになります。

 人生は選択の連続です。

 限られた条件の中で何かを選び、何かを諦めていく作業の繰り返しです。

 この”おもちゃを買う・買わない”の判断は人生にとっては小さい問題ですが、今後、人生を決めるような選択を迫られたときに、最良の選択ができるような判断力を培うためのいい経験になります。

まとめ~子供と侮るなかれ。教えれば何でもできる~

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 ということで、私の「子供のマネーリテラシー教育法」、まとめると

  • 足し算・引き算はゲームとして学ぶ
  • 日常生活でお金の価値を伝える
  • お店屋さんごっこでお金の仕組みを理解させる
  • 財布を持たせることで実際のお金の価値の更なる理解と判断力を培わせる

といった感じでございます。

 その甲斐あってか、最近では「これいくらだったの?」と長男によく聞かれるようになりました。

 今後もお金の価値を考え、父と母が何のために働いているかに思いをはせ、モノを買うときにはよく考えて判断する子供に成長してくれればなぁ~、そしてお金持ちになって私を養ってほしいなぁ~と妄想している今日この頃ですw

 皆さんも思い立ったが吉日ということで、「子供のマネーリテラシー」を日常生活の中で養ってみてはいかがでしょうか?

 それでは、んでまずっ!

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