資格取得のメリット・デメリット

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 私の場合、基本的に資格を取得をすることで人事的な評価が上がるわけでもなく、手当がもらえるような会社に属しているわけでもないのですが、それでも資格を取得したことは自分にとってとてもプラスになったと思っています。

 ここでは、知識を得るだけではない、資格を取得するメリット(と、ついでにちょっとデメリット)を紹介したいと思います。

メリット

知識を持っている証明になる

 資格があろうとなかろうと、自分が行っている業務関係の知識・経験は年月とともに自然と蓄積されていくわけですが、それが対面する相手には形となっては見えません。(特に初見の人に関しては)

 資格を取得し、名刺等にそれを「これみよがしに」記載しておけば、「自分がこの分野のプロフェッショナルである」ことを相手に伝えることができます。

 これは、大きなメリットになります。会話の糸口にもなりますし、相手に「不用意なことは言えない」という緊張感を与える効果も期待できます。

 特に交渉の場面では、肩書や資格が与える効果は馬鹿にできないと思いますので、交渉事の多い部署などに所属している人は自分の業務分野に関する資格を取得することを強くお勧めします。

自分の自信になる

 自信はつけようと思ってつけることは難しいものです。

 なぜなら、仕事に関する自信は「対外的な評価」であり、自分でいくら知識や経験があると誇示したとしても、結果がついてこないときは簡単に崩れ去ってしまうものだからです。

 大人になると、仕事をそつなくこなしたとしてもあまり評価はされません。なぜなら、「仕事はやって当たり前」だからです。当たり前のことを当たり前に遂行したとしても褒めてもらえないのはあたりまえです。

 そこで資格試験の出番です。

 あなたが試験に合格するほどの知識を身に着けていれば主催者は必ず「合格」という「対外的な評価」をあなたに与えてくれます。しかも、受験者全員に「平等に」に審査したうえでの「正当な評価」です。

 第三者が公平公正に下した評価は、あなたに自信を与えてくれます。

暇つぶしになる

 ゲームの中でいくら主人公のレベルを上げ、レアな武器を手にいれて「レジェンド級の」強さをてにいれたとしても現実のあなたには何も得るものがありません。

 そんな暇があるなら、「自分自身」のレベルを上げましょう!

(といいながら、私も息抜きと称してゲームや漫画を楽しんじゃいますが(笑)あ、あくまで息抜きですよ(汗))

 

 とまぁ、資格取得はいいことだらけで大変おススメなのですが、「テキスト代」「受験費用」「登録料」「年会費」etc・・・なかなかにコストもかかりますので、資格取得を検討している方はその資格の取得・保持にどの程度コストがかかるのかよく確認してから勉強を始めることをお勧めします。